テレビ朝日初の本格シットコムとなる本作は、さびれた温泉旅館・虹の屋の玄関とロビー、従業員室、大浴場の入口、エレベーターという限られた空間で繰り広げられる群像劇。主人公は虹の屋の3代目である父親に反発し家を飛び出すも、うだつの上がらない日々を送っていた柿丘哲郎だ。劇中では哲郎が実家の窮地を救うため10年ぶりの帰宅を果たすも、虹の屋は100年の伝統を誇る老舗旅館の品格やサービスが完全に消え失せ、一筋縄ではいかない従業員の吹き溜まりと化していた。...
仕事に打ち込み、気づけばもう 35歳の大河内麻紀(倉科カナ)。彼氏いない歴10 年を順調に更新中。女性としてのアップデートをしばらく休んでいたが、ある出来事をきっかけに隣の部屋に住む年下イケメン・本宮蒼太(菊池風磨)と交流するように。料理が好きな麻紀と、食べるのが大好きな本宮。料理を差し入れするうちに自然と仲良くなり、10年ぶりの恋愛に心踊らせる麻紀。...
宮城、大阪、北海道・東京を舞台に、時系列を入れ替えながらストーリーが紡がれた「キリエのうた」。岩井が手がけた脚本は時系列に沿って執筆されており、今回はこの脚本と初期編集版をもとに全10話、5時間半超えのドラマが制作された。...
シーズン2となる「演じ屋 Re:act」では、客から依頼された役になりきる職業“演じ屋”のアイカと“演じ屋”という職業に魅了されその一員となったトモキが、警察の要請でホームレス襲撃事件の犯人を見つけ出すためおとり捜査に乗り出す。...
上嶋陽平(佐藤二朗)は、38歳から11年間ひきこもり生活を続け、3年前にようやく部屋から脱出した、いわば「ひきこもりサバイバー」だ。ひきこもり脱出後、地域の人々の力を借りて焼鳥屋を開業したものの、客とまともに話しもできず、社会復帰はまだ途上にあった。...
本作は正体不明の3人組ミュージシャン“テクノブラザーズ”が、レコード会社への売り込みのため、冷酷なマネージャーとともに東京へ向かうロードムービー。...
海辺の理髪店に若い男が訪れる。「髪型はお任せします」という客のオーダーに老店主は嬉しそうに調髪に取り掛かり、問わず語りにこれまでの自分の人生を語り出した。祖父が始めた床屋を10才から手伝い、初めて任された仕事は出兵する常連客をバリカンで丸刈りしたことだった。昭和30年代には順調だった店が傾き酒におぼれ、最初の妻に暴力をふるって離婚されたことも。そんな取り留めのない話をしながら、店主は見事な手さばきで調髪を続ける。ところが「人を殺めたことがある」と、突然彼は若い男に告白する…。...
本作でジェシーが演じるのは政治家の息子・利根川豪太。「父親の言いなりになって政治家になるのは嫌だ」と思っていた豪太は、ひょんなことからお笑い養成所に入学し、プロの芸人を目指すことになる。...
大門剛明の小説を映像化した本作は、ある未解決事件をめぐって現役刑事と元刑事がぶつかり合うサスペンス。15年前、捜査一課の刑事・柴崎佐千夫の娘が刺殺体で見つかる。柴崎とともに後輩刑事の川澄成克が真相を追うも、事件は迷宮入りに。そして15年後、未解決事件の再捜査を専門とする“専従捜査班”が立ち上がり、川澄も再捜査に加わる中で、犯人と目される男の存在が浮かび上がる。一方、刑事を引退していた柴崎も独自に事件を追うが、1本の電話をきっかけに、彼自身に嫌疑が掛けられる。...
本作は、3つのエピソードで構成されたオムニバス形式の恋愛ドラマ。温泉街を舞台に繰り広げられる恋模様が、男性女性それぞれの目線で描かれる。一部の撮影はPOV形式で行われており、登場人物と温泉デートをしているような気分を味わえる演出も取り入れられた。...