主人公の晴(はる)は、一度夢を叶えたものの挫折してしまう。地元の名古屋に帰ってきてからも人間不信のまま特に生きがいもなく生活する中で、深夜のバイトに向かう最終列車で偶然おさななじみの茉子(まこ)と15年ぶりに再会。昔、晴に憧れていた茉子の描く理想に合わせるべく、小さな嘘を積み重ねていく晴。茉子と会う中で晴の気持ちにも変化が生まれるが、嘘に塗り固められた恋はどう発展する?...
東京オリンピック開催決定によりコンビニから姿を消した男性向け成人雑誌。本作は、世間にその制作過程があまり知られていない成人雑誌、性的メディアに従事する多くの関係者へ取材を行い制作された“業界内幕エンタテインメント”だ。劇中では、おしゃれな女性誌に携わることを夢見ていたものの男性向け成人雑誌を作ることになった女の子が、一癖も二癖もある編集者やライター、営業担当たちにもみくちゃにされながら一人前の編集者として成長していくことに。しかし物語は思わぬ方向へ展開していく。...
記念すべき10周年の締めくくりとして、『映画すみっコぐらし』第3弾が製作決定。さらに、作者よこみぞゆりからお祝いイラストが到着。イラストでは、プレゼントの箱を開けた中から「3」が飛び出してきて、驚きつつも嬉しそうなすみっコたちの様子が描かれている。クリスマス目前のこの時期にぴったりなあたたかなイラストとなっている。...
窪の短編集「水やりはいつも深夜だけど」に収録されている「かそけきサンカヨウ」は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・国木田陽の葛藤と成長を描く物語。...
女装した大柄な家政夫のミタゾノさんこと三田園薫が、派遣された家庭の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく「家政夫のミタゾノ」。これまで金曜ナイト枠で放送されてきたが、第6シリーズは火曜21時からのゴールデン帯でオンエアされる。...
鈴木央のマンガをもとに、7人の大罪人により結成された“七つの大罪”が世界の危機に立ち向かう姿を描く本シリーズ。劇場版第1弾と同じく、鈴木による完全新作オリジナルストーリーをアニメ化した本作では、テレビアニメから続く“最終章のその先”が描かれる。...
「全力で、愛していいかな?」は建設現場で働く篁千世(たかむらちよ)と、“ただのランチ友達のおじさん”と思っていた瀬尾一愛(せおいちか)が織りなす恋愛マンガ。自分が疲れきって渇いていると気づいていた千世が、瀬尾に告白されたことから物語が動き出す。...
2020年1月から2月にNHK総合で放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」は、精神科医・安克昌の著書を原案とする作品。自分のルーツが韓国にあると知った主人公・安和隆は人の心に関心を持ち、父から猛反対されるも精神科医の道を志す。映画館で出会った終子と結婚し、精神科医にもなった和隆だが、第1子が誕生して間もなく阪神・淡路大震災に遭遇。彼は多くの被災者の声に耳を傾けながら「心のケア」に奔走する。...
「トニー滝谷」「亀は意外に速く泳ぐ」などのプロデューサーを務め、自身も中編映画を監督してきた橋本直樹の初長編監督作。ある壮絶な運命を背負った母娘の姿を描き、第24回東京国際映画祭・日本映画ある視点部門ほか、各国の映画祭で上映され、第14回上海国際映画祭では審査員特別賞を受賞した。生まれてすぐに捨てられ児童養護施設で育ったミカは、大人になり自分を捨てた母親・直子を探し当てる。優しい夫とひとり娘の高校生・彩乃と幸せに暮らす直子をしばらく監視していたミカは、ある決心をする。</p>...